1.建設の趣旨
新潟薬科大学を設置する学校法人新潟科学技術学園は、2027年度に大学開学50年、学園創立60年を迎えます。これを機に、大学名称を「新潟科学大学」に変更するとともに、2つの新学科の設置(グリーン・デジタル学科と救急救命学科/仮称)により、4学部7学科の「総合大学」へと発展を遂げます。
このうち、グリーン・デジタル学科が主として入居する新棟を、「新津駅東キャンパス」の駐車場内に建設します。この新棟は、大学開学50周年を記念する建物として計画し、JRの主要駅である新津駅前という拠点性を踏まえ、地域にとってシンボリックなデザインを採用。新学科とともに、新潟県の産業の活性化に寄与する、地域の教育研究拠点としての機能を盛り込んだ施設として整備する予定です。
2.工事名称
新潟薬科大学新津駅東キャンパス増築工事
3.選定業者
清水・加賀田・小川特定建設工事共同企業体
(代表者:清水建設株式会社)
4.工事概要
新潟市秋葉区新津本町1丁目2019番 新潟薬科大学新津駅東キャンパス
構造・規模:鉄骨造 地下0階 地上5階
建物高さ:23.17m
建築面積: 750.36㎡(226.97坪)
延床面積:2,889.32㎡ ※駐車場は含まず
5.工 期
着 工:2026年7月 1日
完 成:2027年7月30日
6.新棟への主な入居学科
食農情報学部(現・応用生命科学部)グリーン・デジタル学科
(1学年55人、4学年220人)
7.新棟建設に関する主な特長
①新棟建設のコンセプト
「総合大学」としての新しいシンボルとなる まちとつながる持続可能なキャンパス
②コンセプトを実現する三つの骨子
■NEW FACE:新たな顔となるシンボリックなキャンパス
≪既存棟の特徴を踏襲しながら新学科の躍動をイメージさせるダイナミックな外観デザイン 躍動→発展≫
・大学の新しいシンボルとなる顔づくり
・まちに向かった新しい顔づくり
・新津駅周辺、秋葉区の新たなランドマークとなる顔づくり
■ONE CAMPUS:既存とまちとつながるワンキャンパス
≪地域住民・学生にとっての止まり木のような緑側空間を設けてまちに開いた顔をつくります≫
・歩道に面した空地とテラスによる緑側空間を設けたまちとつながるキャンパス
■SUSTAINABLE:未来につながるサスティナブルキャンパス
≪立体的に展開するラーニングコモンズと地域教育研究拠点が魅力的なデジタル学習環境を創出します≫
・省エネ・低ランニングコストキャンパス
8.新棟に備える主な機能等
①地域教育研究拠点室(企業・行政の方々と学生・教職員の交流スペース)
②図書館(現在のスペースを拡張)
③会議室(サイズ違いの会議室を複数整備)
④情報実習室・共同研究室(多様な学習を可能にするラーニングコモンズ)
⑤学生休憩室(学生の憩いの空間)
⑥テラス(まちとの連続性を感じるスペース)
9.本事業の助成金の活用
文部科学省「大学・高専機能強化支援事業」の助成を受けて実施します。
10.お問い合わせ先
学校法人新潟科学技術学園
理事長室長 茂木 弘邦
電 話 0250-25-5111
